
ミニ胡蝶蘭は、小型で中、小輪の可愛いらしい花が咲きます。開花期間が数カ月続き、花茎の先から新しい花目が出てきて次から次に咲き続けるので長期間楽しめるのが特徴です。
大きい苗ほど体力があり丈夫で育てやすいです。また、花茎の先端に蕾がたくさんある株は暖かくなると花が咲きます。
最低18℃前後を保てれば理想的ですが、何とか最低10℃以上に保ちましょう。
寒いうちは水やりを控え、乾かし気味にします。目安としては月に2~3回、暖かい日の午前中に水苔を軽く湿らせる程度の量を与えます。
日中はレースのカーテン越しの日が当たる場所に置きます。寒さに弱いので、夜間は室内のできるだけ暖かい所で管理します。
液肥として、春から秋まで2000倍以上に薄めた液体肥料を7日~10日に一度与えます。
元肥として、春の植え替え時などにおよそ1gの緩効性化成肥料を与えます。
植え替えに適した時期は、春になります。この時、根の状態が悪い物は植え替えを行います。植え込み材料を取り除き、黒く痛んだ古い根を切り取り、新しい植え込み材料で植えます。植え替え直後1ヶ月間は水を控え、葉水を中心に乾燥気味に育てます。1ヶ月も経つと新しい根が出てきますので、徐々に水やりを増やしていきます。